PHPの仕組みについて
PHPの仕組みとは？
PHPと他の言語を比較するために、PHPの仕組みについてもう少し掘り下げていくことにしましょう。
PHPは、サーバーサイドのスクリプト言語として利用されています。スクリプト言語とは、動的な動きを作ることができるプログラミング言語のことで、よく知られたところだとJavaScriptなんかも同じスクリプト言語ですよね。では、サーバーサイドとはどのようなものなのでしょうか。これを理解するためには、「サーバーサイド」と「クライアントサイド」の2つをセットで考える必要があります。まず思い出したいのは、PHPはWeb系に特化した言語だということ。スマホなりPCなりでインターネットを使っているところを想像してみてください。そこからサーバーサイドとクライアントサイドについて解説していきたいと思います。
クライアントサイド
クライアントとは、スマホやPCを使っている人のことを指しています。それらの端末でWebアプリやWebサービスを使う時に必ず開くのがブラウザです。要するに、クライアントサイドとはユーザーのブラウザ上で動くもの全てを表している言葉ということなんです。ユーザーからしたら、見える部分を作るために使うのが、クライアントサイドの言語というわけです。HTMLやCSS、JavaScriptはWebデザインに使われる言語なので、クライアントサイドの言語ということになりますね。
サーバーサイド
次にサーバーサイドについて考えてみましょう。サーバーは、クライアントサイドから「あのファイル出して」という指示が来たら、「ハイどうぞ」とデータを取り出してクライアントサイドに送信します。実際にあるサービスに当てはめてみるとわかりやすいかもしれません。ECサイトで前に買った商品を購入履歴でチェックする場合、購入履歴を見るためにECサイトのどこかにある「購入履歴」をクリックしますよね。この瞬間、サーバーに「購入履歴を出して」というリクエストが送信されます。すると、サーバー内のデータベースの中からリクエストした人の購入履歴のデータが返ってきてブラウザに結果が表示されます。
サーバーについて
クライアントサイドとサーバーサイドの関係がわかったところで、サーバーってなに？という本質的なところに戻ってみましょう。サーバーとは、HTMLやCSSのファイルを保存している倉庫のようなもの。サーバーサイド言語であるPHPでプログラムを書くためには、端末側の開発環境とサーバーが必要です。サーバーと聞くと、「レンタルサーバー」などをすぐ思い浮かべるかもしれませんね。端末で作成した情報をインターネット上に公開するためには、データの置き場であるサーバーの存在が欠かせません。これをレンタルすることによって、インターネット上に情報を公開できるようになります。
よく読まれている記事
-
WordPress案件で高額収入！
PHPでフリーランスになって高額収入を狙うなら、WordPressのスキルを身につけておきましょう。世界で60％程度のシェア率を誇るWordPressの案件は、日本で見つけられるPHP関連の案件の中でも数が多くて高単価です。プログラミングを学ぶ人なら比較的簡単に習得できるスキルなので、まずは生活を安定させたいフリーランスに最適です。技術力が上がれば、1案件で50万円程度の報酬になる場合もあります。
-
非常に高い！PHP案件の需要
フリーランスになる前にチェックしておきたいのが、フリーランス市場の需要です。需要の高いプログラミング言語を身につけておくことが、フリーランスとしての生き残りにかかってくる場合もあります。PHPは他の言語の需要と比較してもダントツに高く、付加価値を増やせば高収入も目指すことができます。いきなり独立することに不安があるなら、クラウドソーシングのPHP案件でできそうなものからチャレンジするという方法もおすすめです。
-
初心者でもわかるPHPの特徴
PHPは、WebアプリやWebサービスなどのWeb系システム開発に特化しているプログラミング言語です。C++やJavaのようなコンパイル方式ではなくインタプリタ方式なので動作がとても早く、プログラムの実行が楽にできるのが魅力のひとつです。HTMLの中にコードを書き込めば、Webページ上で簡単にプログラムを動かすことも可能です。JavaScriptと同じスクリプト言語ですが、PHPはサーバーサイド言語です。また、データベースとの接続も簡単にできます。
