【Ruby】特徴について比較！
PHPとRubyを比較してみよう
PHPと他の言語を比較する場合に外せないのがRubyです。この2つの言語の共通点は「Web」です。人気のWebアプリ開発をしたいなら、PHPとRubyは必ずチェックしておきたい言語です。Webアプリであれば、どちらの言語を使っても作れることは作れます。ならばその差はどこにあるのか、まずはPHPとRubyが生まれた経緯から見ていくことにしましょう。
PHPとRubyは同い年
PHPが生まれたのは1995年。プログラミング言語としてはこれでも新しいほうに入ります。PHPとは、Personal Home Pageを略したもの。PHPがホームページ作成のために作られた言語であるということは一目瞭然ですよね。当初はまだホームページという存在が一般からは遠かったものの、そこからの進化のスピードがどれほどのものかは周知のとおり。インターネットが一般的になればなるほど、PHPの出番が増えていきました。PHPの前はPerlがWebアプリ開発に使われていましたが、PHPが登場してからは一気に状況が変わりました。今となっては、Web系開発イコールPHPといってもいいほどスタンダードな言語です。
Rubyが生まれたのもPHPと同じ1995年。開発したのは日本人のまつもとひろゆき氏です。こちらもPHPと同じオブジェクト指向のスクリプト言語です。日本人が開発した言語でこれほどヒットしたのは今のところRubyのみ。Rubyの人気が一気に高まったのは、Ruby on Railsというフレームワークの登場がきっかけです。Webアプリ開発のコストを下げられるので、Rubyを使いたがるスタートアップやベンチャーが多いようです。
PHPの特徴
PHPだからこその特徴は、初心者にうれしい学びやすさです。ほとんどのレンタルサーバーがPHPなので、あとはスクリプトさえ準備できればすぐプログラムを動かせます。「Web開発といえばPHP」となってから長いこともあって、学ぶ場所も教材も山ほどあります。フレームワークの選択肢が多いのも学びやすさを後押しする要素のひとつ。PHPを身につければ、次のステップへ進むのも楽です。
Rubyの特徴
Rubyだからこその特徴は、チーム開発に強いところです。Ruby on RailsというRubyに対応したフレームワークのおかげでプログラミングがルール化されているので、みんなで手をつけてもプログラムが崩れにくいんです。PHPのほうが柔軟性はあるのですが、そこが仇になってしまうのがチーム開発。柔軟すぎるゆえにみんなで手をつけるとバグが出やすくなってしまうんです。チームで早くWebアプリを開発したい！という時にはRubyが重宝されるのもうなずけます。
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初心者でもわかるPHPの特徴
PHPは、WebアプリやWebサービスなどのWeb系システム開発に特化しているプログラミング言語です。C++やJavaのようなコンパイル方式ではなくインタプリタ方式なので動作がとても早く、プログラムの実行が楽にできるのが魅力のひとつです。HTMLの中にコードを書き込めば、Webページ上で簡単にプログラムを動かすことも可能です。JavaScriptと同じスクリプト言語ですが、PHPはサーバーサイド言語です。また、データベースとの接続も簡単にできます。
